ヒンドゥー教の世界
今月のおススメ本です。
「はじめてのインド哲学」は、インド六派哲学がわかりやすく書かれています。
ヨガとサーンキャが姉妹学派といわれる所以がよく理解できます。
そして「ヒンドゥー教の世界」。
ヒンドゥー教という”宗教”としての観念ではなく「ヒンドゥー教の人生観」として
人々がどう活かし生きているのかと観ると非常に面白いと思います。
私たち日本人の多くも神道、仏教を宗教という感覚ではなく、ごく自然に生活の中に
馴染ませ人生とともに歩んでいると思います。
そして日本の神道、仏教は、ヒンドゥー教に大きな影響を受けています。
それは思想だけではなく、日本の神様や言葉の語源にもよく表れています。
ヒンドゥー教の人生観は、日本人の奥底にも流れている、そう感じた本でした。
現在、NHKラジオ第2放送で第2日曜の朝放送されていますので本が苦手
な方は、ラジオで是非!
そして、一昨年の年末にインド、リシュケシュのガンガーほとりで行われて
いたアルティを。