上達する指導法 その①
名古屋校も4ヶ月目に入り、積み重ねてきた練習の成果がどんどん表れてきています。受講生の皆さんも手応えを感じているようで表情にも自信が感じられるようになってきました。
養成講座のカリキュラムには、指導法の練習があります。ヨガインストラクターになるためのスキルには、アーサナができるようになること、レッスンプログラムを作れるようになること、そしてガイド(指導)ができるようになることが必須です。
講座期間中は毎回指導法の練習をしますが、やはり練習量は大切です。そして指導スキルの上達にはいくつかのポイントがあります。ガイドは声量、的確さ、タイミングなど、お客様が聞きやすいインストラクションであるかも重要です。
今日はいくつかある上達するポイントのひとつをご紹介したいと思います。
今月おこなっている上達のための練習法は、「沈黙のトレーニング」です。沈黙?なにそれ?と感じた方も多いでしょう。
まずはじめに、ガイドには大きく2つあります。ひとつは「見せるガイド」。これはアーサナをとる動きによってガイドしていくものです。言葉がなくてもお客様はインストラクターを見ながら同じように動いてくれますので、先生が正しい流れでアーサナをとっていけば、それがガイドになります。
そしてもう一つが、「言葉のガイド」です。ヨガの動きはうつ伏せになったり、後ろ向きになったりするので、見せるガイドだけでは、良いガイドは不十分です。そこで「言葉のガイド」が必要になります。
この2つのガイドの組み合わせで、より良い指導ができるようになります。
この「言葉のガイド」を練習していくと、よりわかりやすく、より正しく的確に、という思いがインストラクターには芽生えます。その熱心な思いが出るほど、言葉の量は増え、いつしかレッスンの中でずっとガイドし続けているという状況になります。
皆さんもお客様の時に、この先生よく喋るな。次から次からガイドしてくるので、全部聞き取れないばかりか、聞き疲れしてしまう。ヨガで内観するどころかリラックスもできなかった、なんてことはありませんか。
お客様に言葉のシャワーを浴びせてしまい、インストラクターだけが自己満足に陥っているパターンです。インストラクターになって半年から1年くらいの先生に多い傾向です。お客様に喜んでもらいたい、自分の知識を伝えたいという思いが過分になってしまうのですね。
そこで、「沈黙のトレーニング」なのです。
もうおわかりだと思いますが、言葉を発せず、動き、目線、呼吸だけでガイドしていく練習をします。その練習で何がわかるかというと、言葉はなくてもガイドはできるということです。その代わりに、よりアーサナのひとつひとつの動きが丁寧になる。お客様もアーサナ、呼吸に集中できる。自分の内側を見つめることができる。など本来、ヨガで味わえる大切なことに気づけます。
指導法の上達は、上手く話すことだけではありません。
熟練した職人さんが無駄なく最小限の動きになるように、達人と言われる先生は少ない言葉で伝える技術をもっています。
これも練習量で身につく技術だと思います。
皆さんも、言葉が増えたなと感じたら、沈黙を増やしてシンプルに。
記事作成@かわかみ
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